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ー内装リフォームで叶えるおしゃれな暮らし方|デザイン事例と失敗しないコツー

内装リフォームの基本とデザインを考える前に押さえたいこと

内装リフォームは、古い部屋をきれいにするだけでなく、暮らし方に合わせて空間をデザインし直す大きなチャンスです。一方で、なんとなく好みだけで決めてしまうと「思っていたのと違う」と後悔することもあります。まずは内装リフォームの基本と、デザインを考える前に知っておきたいポイントを整理しておきましょう。

内装リフォームでできる主な工事内容

内装リフォームには、次のような工事が含まれます。
・壁紙や天井クロスの張り替え
・フローリングやクッションフロアなど床材の変更
・室内ドアや収納扉の交換
・照明計画の見直しと器具の交換
・一部の間仕切り変更や収納の造作
このような工事を組み合わせることで、見た目だけでなく「動線の良さ」「片付けやすさ」といった暮らしやすさも同時に整えていくことができます。

デザインと暮らしやすさのバランスを意識する

写真映えするおしゃれな内装に憧れる一方で、毎日生活する空間としての使いやすさも欠かせません。例えば濃い色の床は高級感がありますが、ほこりが目立ちやすい面もあります。ガラスや鏡を多く使うインテリアはスタイリッシュですが、小さなお子様やペットがいるご家庭では注意が必要です。デザインと暮らしやすさのバランスを意識することで、長く快適に過ごせる内装に近づきます。

内装リフォームの人気デザイン事例

ここからは、「内装リフォーム デザイン 事例 一般」というキーワードで情報を探している方にも参考になる、取り入れやすいスタイル別の事例をご紹介します。雑誌やSNSで見かけるおしゃれな部屋も、ポイントを絞って真似すれば一般の住宅でも十分実現できます。

ナチュラルテイストのリビング事例

ナチュラルテイストは、木目とベージュやホワイトなどの柔らかい色をベースにした、人気の高いスタイルです。
・明るい木目のフローリングに張り替える
・白や生成り色の壁紙で部屋を明るく見せる
・シンプルなデザインの建具を選ぶ
・ダウンライトや間接照明でやわらかい光をプラスする
色数を絞ると、すっきりとした居心地の良い空間になります。観葉植物や布小物で少しだけ色を足すと、ほどよく温かみのあるリビングに仕上がります。

北欧風ダイニングのコーディネート事例

日本の住宅とも相性が良いのが北欧テイストです。ポイントは「シンプルなベース+差し色」です。
・床や壁は白〜淡いグレーでまとめる
・ダイニングの上にペンダントライトを低めに配置する
・クッションやラグでブルーやイエローなどの差し色を入れる
・木製テーブルやチェアで温かみを加える
ベースがシンプルなため、布や小物を入れ替えるだけで季節感を出しやすく、模様替えを楽しみたい方にも向いています。

失敗しない内装デザインの決め方

いざリフォームの計画を立て始めると、「組み合わせが多すぎて決めきれない」という声をよく聞きます。ここでは、デザインを選ぶ流れをステップごとに整理します。手順を意識するだけで、打ち合わせの迷いが少なくなり、納得して決めやすくなります。

理想のイメージを写真で集めて整理する

最初のステップは、好きなイメージをできるだけたくさん集めることです。雑誌やインターネット、SNSなどから、
・雰囲気が好みの部屋の写真
・床や壁の色が気に入った写真
・照明や家具のデザインが素敵な写真
といったものを保存しておきましょう。ある程度集まると「明るい色が好き」「木の質感が好き」など、自分の好みの傾向が見えやすくなります。リフォーム会社に見せる資料としても役立ちます。

床・壁・天井のベースを先に決める

集めた写真を参考にしながら、まずは部屋全体の印象を決める「床・壁・天井」の色と素材を選びます。
・床は好みと掃除のしやすさの両方を考えて決める
・壁はアクセントクロスを使う面とシンプルにする面を分けて考える
・天井は白にすると広く、少し濃い色にすると落ち着いた雰囲気になる
この三つが決まると、後から家具やカーテンを選ぶときも統一感を取りやすくなります。迷ったときは、まず床の色から決めると方向性が定まりやすいです。

生活動線と収納計画を同時に考える

見た目だけを優先すると、完成後に「通りづらい」「片付かない」といった不満が出てしまうことがあります。特に家族が集まるリビングやダイニングは、生活動線と収納をセットで考えることが大切です。
・人がよく通る場所には大きい家具を置きすぎない
・よく使うものは手の届きやすい高さに収納する
・掃除道具や日用品の定位置をあらかじめ決めておく
といった工夫を意識すると、散らかりにくく、片付けが楽な空間になりやすくなります。

内装リフォームを成功させる打ち合わせのコツ

最後に、リフォーム会社との打ち合わせをスムーズに進めるためのポイントをまとめます。事前に考えを整理しておくことで、限られた打ち合わせ時間でもしっかり希望を伝えられますし、見積もりの比較もしやすくなります。

こだわりたいポイントに優先順位をつける

予算には限りがあるため、すべての希望を同じレベルで叶えるのは難しい場合もあります。そこで、
・絶対に譲れないこだわり
・できれば実現したい希望
・予算次第で削っても良い部分
という三段階で優先順位を決めておきましょう。例えば「リビングはデザイン重視、寝室はシンプルでも良い」というように整理しておくと、プランの提案を受けるときも判断がしやすくなります。

サンプルを実際の明るさで確認する

カタログや画面上で見る色と、実物を部屋の明るさで見る色は印象が変わることがあります。特に床材や壁紙は面積が大きいため、少しの違いでも雰囲気が大きく変わります。
・できるだけ大きめのサンプルを確認する
・昼と夜の明かりの下で見比べる
・他の素材サンプルと一緒に並べてみる
といったひと手間をかけることで、「思ったより暗かった」「派手すぎた」といったギャップを減らすことができます。

数年先の暮らし方もイメージしておく

内装リフォームは、一度工事をすると簡単にはやり直せません。今の暮らしだけでなく、数年先のライフスタイルも少しイメージしておくと安心です。
・子どもの成長や独立
・在宅勤務が増える可能性
・親との同居の予定
などを踏まえ、「あとから家具配置を変えやすいか」「将来仕切りを足せそうか」といった視点も持っておくと、長く使いやすい内装になります。デザイン性と将来の暮らしやすさの両方を意識して、納得のいくプランを考えていきましょう。

2025.12.12